【スイス取材紀行】スイスの鉄道切符はどこで買う?
2017年7月15日
外国の電車や鉄道の切符を買うのは難しそう?はい、僕もそんなイメージがありました。でも実際買ってみるととってもスムーズ。以下僕視点でスイスの鉄道切符はどこで買えばいいかをまとめてみました。
スイスの鉄道切符はどこで買うのが便利?
スイスには国鉄(SBB)を始め約60社ほどの私鉄がありますが、どこで買っても基本的に国鉄私鉄の組み合わせや乗り換えを気にする事なく通しで切符が買える優秀なシステムとなっています。極端な話、例えばSBB公式サイトで国鉄をまったく利用しないルートであっても、私鉄の切符のみを買えちゃったりします。(指定券が必要な場合は別途私鉄のサイトで購入の必要あり)
ということで、そんな優秀なスイスの鉄道システムですが、切符を買おうと思うと一般的に以下の3つの方法があると思います。
- 駅内の窓口
- 駅構内の自動券売機
- ネット購入
時と場合によってどれが一番便利かは変わると思いますので、それぞれ見ていきましょう
駅の窓口
メリット
窓口の係員さんは基本的に皆さん英語で会話できるので、ある程度の英語さえできれば分からない所を質問しつつ対面で確認しながら購入できます。
現金払いの融通性や日本発行のクレジットカードも通りやすいなど、支払い方法が一番柔軟です。
デメリット
時期や時間帯によっては人で混雑して、購入まで予想外に時間がかかり、乗りたい列車に乗り損ねるリスクあり。
購入方法
至って簡単です、以下の必要事項を英単語で伝えれば完了です。
- 乗車駅名(必要であれば途中下車したい経由駅名)
- 下車駅名
- 乗車日
- 1等か2等か
- 1/2割引の有無 (スイスハーフフェアカード等)
- チケット枚数(乗車人数)
仮に英語がしゃべれなくても上記をアルファベットと数字でメモ張に書いて見せれば、確実に間違いなく購入できます。
支払いは現金かクレジットカードが利用でき、現金は自動券売機と違い高額紙幣などでの支払いも可能です。
クレジットカードは窓口が一番通りやすい印象で、SBB公式サイトで弾かれたカードでも窓口では問題なく利用できました。
駅の自動券売機
駅の自動券売機は、僕は今回の取材では利用しなかったのですが、以下僕が調べた際のメリットデメリットです。(事前に調べた情報だと僕にとって特にメリットが無さそうでしたので利用しませんでした。)
メリット
窓口が人で混在していても比較的空いている事が多い。英語で画面指示に従って選択するだけで簡単に購入できる。
デメリット
支払いに高額紙幣が使えなかったり、日本で発行したクレジットカードが通りずらかったりするようです。一説によるとクレッジトカードの厳しさはSBB公式サイト並みとか。クレジットカードが通らない場合はあきらめて窓口にいくしかありません。
ネット購入
メリット
24時間いつでもどこでも購入可能。SBB Mobileアプリを利用すればチケットのペーパーレス化可能。
デメリット
PCやタブレット、スマートフォン等の機器とインターネット環境が必要。支払いはクレジットカードのみ。
日本発行のクレジットカードでは認証が通らない事がある。
購入方法
SBB公式サイトやSBB Mobileアプリに必要情報を入力していけば比較的簡単に購入できます。
購入方法を細かく解説すると少し長くなりますので以下のページにまとめました。
スイスの鉄道切符を買う!~国鉄公式サイト編
スイスの鉄道切符を買う!~国鉄公式アプリ編
旅のスタイルによって購入方法を使いわけよう
結局僕はネット購入と現地の窓口購入と、それぞれを利用してみましたが、旅程を事前にガチガチに決めてしまうスタイルの方は、日本で事前に全ての切符をネット購入してしまっておくのも一つの手かと思います。ただネットで購入する場合、有効日を指定して買うので、もし旅のスケジュールに急遽変更が出てしまった場合、買ってしまったチケットが無駄になってしまう可能性もあります。
一方、ある程度旅程は決まっているが現地で変更する可能性もある様なスタイルの方は、現地で前の日の夜にホテルのWi-Fi等を利用して購入するのがオススメです。
または、現地でまったくその日の気分で自由にブラブラ動きたいという方は、現地窓口での購入が一番合ったスタイルかと思います。
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